新築の窓にシャッターは必要なし?なくて後悔したポイントと対策

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新築の窓にシャッターをつける必要があるかどうか悩む方多いと思います。

後付けで余分な費用がかかるなら最初から付けてしまおうか?と考える場合も。

最近の新築で多く採用されているシャッターですが、我が家は一か所も設置していません。

後悔先に立たずとは言いますが、現在その必要性を感じるタイミングも多々あります。

新築時に窓シャッターを付けるメリット・デメリットをまとめました。

付けるならコレ!という理想の商品と、シャッターなし我が家の対策もご紹介いたします!

新築の窓にシャッターは必要?メリットとは

新築の窓にシャッターが必要な理由の最も一般的な理由は「窓ガラスを守る」でしす。

窓が割れるほどの災害と言えば台風や大雪・突風などの自然災害。

ですが、沖縄や九州などの一定の地域を除けばその必要性も強く感じないかもしれません。

シャッターがあって良かったと感じるポイントをまとめてみます。

シャッターは災害時に窓を守る

台風や突風で物が飛ばされ直接窓に当たって割れてしまえば室内が汚れて危険な目に遭うことも。

また、大きな風の音や窓に打ち付ける雨音で精神的に不安なる方もいらっしゃると思います。

シャッターを閉めれば音が気にならなくなり落ち着いて過ごせるというのは確かだと思います。

そしてシャッターが一切ない我が家の唯一ハラハラするタイミングが台風です!

シャッターがあると防犯性が高くなる

警視庁の犯罪情勢のデータに「泥棒の侵入経路別の件数」を発見しました。

  • 空き巣全14,452件のうち窓からが9,117件
  • 忍び込み全6,379件のうち窓からが3,385件

シャッターの開け閉めの音は、夜の静かな時間帯では思いのほか響くものです。

なかなかシャッターを上げてまで屋内に侵入しようとする空き巣はいないそう。

また、万が一震災などで火災が発生した場合の延焼を防ぐ効果もあるそうです。

シャッターで西日対策など日差しの調整

壁よりもかなり熱を通しやすいのが窓です。

カーテンは窓の内側ですがシャッターなら外側で遮断するので効果も高いです!

新築窓の失敗例でも「西日がキツイ」という意見は多いですし、西日は本当に要注意ですね(笑)

シャッターで周囲からの視線や音を遮る

お子さんがいる家庭で特に気になるのが子どもの騒ぎ声じゃないでしょうか?

その他にも電車がホームに入る音や車のエンジン音、近くの工場や建築現場などなど。

昼間には気にならなくても寝静まったころに突然気になる音も隠れています。

お住いの地域によっては、万が一のときにもシャッターが役に立ちそうです。

新築の窓にシャッターは不要?デメリット

続いて新築の窓にシャッターは必要ではないという意見をご紹介しいきます。

こちらではシャッターのデメリットについてまとめます。

シャッターがあると窓のデザイン・大きさに制限が出る

既製品の雨戸やシャッターは大きさが決まっています。

リビングなどに大きな窓を設置したい場合、シャッターを諦める決断に迫られることも。

またシャッターを付けるとどうしても「付いています!」という見た目に。

外観の雰囲気を損なって想像と違う!という可能性はありますね。

手動のシャッターは開け閉めの音が大きい

夕方になって「ガラガラガラ」と聞こえてくると「あ、誰か雨戸閉めたな」と分かりますよね!

お決まりの音ですが、電動シャッターならゆっくりしまるので大した音は出ません。

ただ電動は費用が上がるので、一番よく閉めるリビングだけ電動という方も多いようです。

シャッターを閉めておくと朝起きた時に部屋が暗い

光を遮るため朝日が入らないのもシャッターの欠点です。

朝気持ちよく目覚めたいという方にはシャッターは不向きか

もしれませんね。

シャッターは女性にとって開け閉めが大変

なかなかすべての窓が電動ですというおうちは少ないでしょう。

特に女性は高い位置から重たい雨戸を引き下ろすのも一苦労です。

この大変さから「せっかく設置したけど全然使わない」という声も多いです。

私は背が大きいので開け閉めは簡単にできる気もします。

が、そもそも面倒なので背の問題でもなさそうです(笑)

シャッターを閉めっぱなしだと留守だと分かる?

長期旅行などの防犯対策で雨戸やシャッターをきちんと閉めてでかける方も多いですよね!

もちろん防犯面でいえば閉めた方が良いのは確かです。

しかしあまりにずっと閉まっていると不在をアピールすることにもなるそう。

とは言え窓からの侵入が多い以上シャッターを閉めること自体はとても有効です。

シャッターの値段が高い

我が家がカーポートを設置した外構内装専門のネットショップで「後付け価格」を調べてみました。

  • 手動シャッター(標準)が約11万円~
  • 手動シャッター(耐風)が約15万円~
  • 電動シャッター(標準)が約20万円~

調べてみて「耐風タイプ」があると初めて知りました。

何かと費用がかさんで予算をオーバーしやすい新築住宅。

その他の色々な希望と折り合いを付けていくのも判断する上で大切なポイントですね。

新築の窓にシャッターは”必要”!ネット上の声は?

新築の窓にシャッターは必要だという方のご意見をまとめました。

実際にシャッターが付いていない我が家。

聞いていて思わず「それそれ!」と思ってしまうタイミングをご紹介していきたいと思います。

「年に1回使うか使わないか」。

まさにこう考えて設置を見送った我が家です。

でも、そもそも付いていなければ使えません!

使いたいときに使えるという安心感だけでも実は重要なポイントなのではないでしょうか?

子どもたちの声は想像以上に通りますから、ご近所迷惑も心配ですよね。

実はある理由でリビングのシャッターをほとんど開けられない知人がいます。

いわゆる「ご近所で有名なクレーマー」と隣り合わせのおうちです。

お隣り2軒とも知り合いですが、小さいお子さんの泣き声などを理由に苦情を言われています。

その方はエアコンの室外機や車のエンジン音ですらクレームを入れてくるような方。

2軒とも土日でもシャッターを半分以上閉めていらっしゃいます。

ご近所トラブルが理由での使用は少ないとは思います。

ですがお互いに視界と音を遮られるというのはいざという時に助かりますね。

新築の窓にシャッターは”いらない”!ネット上の声まとめ

続いて新築の窓にシャッターは必要ないというご意見です。

我が家もシャッターは付けないという結論を出しました。

その結論に至ったときに似たようなことを考えていたな~という声をピックアップします。

「暗いと気分が滅入る」の部分、大賛成です。

そして「外が見えない」ことも私にとっては少し不安です。

個人的な感想ですが、私は家に帰ってきたときに窓から漏れる明かりでホッとします。

シャッターはあったら使うと思いますが、無ければ無いで暮らせます。

築5年が過ぎた今はそんな気分で過ごしています。

「全部電動」に出来るなら皆さん迷いなく設置するのではないでしょうか!?

”シャッターを閉めるメリット”より”閉める手間”の方が大きいと感じると閉めなくなるのでは…。

新築時に採用するならルーバー式電動窓シャッター

窓シャッターについて真剣に考えることなく新築を進めてしまった我が家。

やはりあったら良かったなと思うタイミングもあります。

もし今から付けるなら電動一択!という理由をご紹介いたします。

電動窓シャッターをおすすめする理由

予算との兼ね合いで諦める家庭が多いのが電動シャッターです。

が、やはりその便利さといったら抜群のようです。

女性は特に「時短」とか「家事でラクする方法」って大好きですよね!

  • 窓を開けずにスイッチで開閉
  • 時間予約ができる
  • すべての窓を一斉に開閉できる機能も

窓を開けずに部屋の中から閉められるのは見ていても本当に憧れます。

虫も入らないし冬は寒さを感じる必要もないですね!

私は手動なら台風しか閉めないと思いますが、電動なら毎日閉めると思います。

  • 10万円の手動シャッターを年に1回閉める
  • 20万円の電動シャッターを毎日閉める

シャッターは1枚とは限りませんから…どちらが良いんでしょうね。

ただし壊れた際の修理費用が高いのも電動シャッターの欠点。

検討される場合は初期費用・ランニングコストなどしっかり確認してみてくださいね。

ルーバー式窓シャッター

実は近くのおうちが採用しているのがこのルーバー式シャッターです。

シャッターは完全に下まで降りていても、ルーバーの傾け具合で光や風が抜ける量を調節できる!

防犯面と利便性のどちらも良いとこ取りしたとっても素晴らしい機能ですよね!

新築から窓シャッターのない我が家の対策

新築2階建ての注文住宅に住む我が家ですが、窓シャッターが一切ありません。

今まででシャッターがあれば良かったなと感じたのは台風の時のみです。

シャッターを付けない代わりに取り入れた設備をご紹介いたします。

窓の性能:Low-E断熱ガラス

Low-Eガラスとはペアガラスの仲間で「2枚のガラスの間に空気の層があるガラス」を言います。

断熱効果が高いと言われて、予算としてはシャッターより窓1枚あたり2万円ほど安くなりました。

我が家のリビングは真南を向いていますが、夏でも窓際は全く暑くありません。

そして気を付けたいのがLow-E”遮熱”ガラスもあるという点です。

こちらは2枚あるガラスのうち外側のガラスで日光を遮るタイプで、西日などの強い日差し向けだそう。

素人だけではこの違いは分かりません。

もし気になる方は「遮熱」か「断熱」かを設計担当者に聞いていただくと良いと思います!

窓に飛散防止フィルムを貼る

警視庁のデータにあった窓からの侵入手口のうち約6割が「ガラス破り」なんです。

警視庁すまいる防犯110番というサイトに書かれている情報がコチラ。

侵入に手間取り、侵入をあきらめる時間について「2分」と答えた元泥棒が約17%、「2分を超えて5分以内」と答えた元泥棒は約51%となっています。つまり、泥棒の攻撃に対し建物部品が「5分」耐えることができれば、約7割の泥棒が侵入をあきらめるということなのです。

シャッターの代わりになる防犯対策としてリビングの窓4枚に飛散防止フィルムを貼っています。

割れた窓ガラスが飛び散らないようにしてくれるフィルムですね。

実はLow-Eガラスの中にも飛散防止&防犯性能を兼ねそろえた素晴らしいガラスがあります。

ただお値段もそれなりに高くて…。

飛散防止フィルム4枚ですと工賃込で4万円でした。

「防犯フィルム」という割るのに時間がかかる分厚いフィルムもありますが4枚で12万円。

台風などで物が飛んできたときの対策と、最低限の防犯対策と言ったところでしょうか?

それでもやはり何もないよりはかなり安心して過ごせています。

新築の窓にシャッターは必要かどうかまとめ

新築を検討する多くの方が「窓シャッターは本当に必要かな?」と感じられると思います。

そして「無いよりはあった方が良さそう」と漠然と思われていませんか?

実際の使用頻度が想像しにくいため、設置するかしないかの決断も難しいですね。

「せめてリビングには欲しかったけど今さらシャッターに何十万も出せない」私たち。

窓がしっかりしているので暴風雨でも音は気になりません。

ただ台風のたびに「何も飛んでこないで~」と祈っています。

新築中は想像以上に出費が増えてしまうご家庭も多いと言われています。

何十年と住む皆さんにとって本当に必要ならお金をかけてでも採用すべきです。

予算があるなら設置を、予算が厳しそうなら別の防犯・防風雨対策をおすすめします!

窓の位置での失敗談まとめも掲載しています。

ご興味ありましたら一度のぞいてみてくださいね!

読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. […] 新築の窓にシャッターが必要かどうか?についてもまとめています。 […]

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